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2012年10月29日

天と地の守り人 第一部 ロタ王国編

天と地の守り人 第一部 ロタ王国編

天と地の守り人シリーズの1巻です。

今までの話は、どこかの国に起きた話がメインでしたが

天と地の守り人では、南の国、タルシュ帝国が攻めてくるという話の作りに

なっています。

北の大地には4つの国があり、タルシュ帝国は、その北の南側に位置する

サンガル王国を枝国としてるところから始まります。

サンガルを枝国としてそこから、次に新ヨゴ皇国にその勢力を延ばそうとする。

その事に危機を考えた、皇子は帝である父に提言しますが

却下され、人質としてタルシュに送られます。

タルシュから逃れ、船から大海原に身を投げたことで

皇子は、死んだとされていまい、国で葬儀まで行われてしまう。

しかし、皇子は生きているのではないだろうかという事で

バルサにその依頼がやってきます。

皇子を探しだす保護する役目を背負います。

5つの国の絡みあいがあり、密偵を忍ばせている各国。

その運命の中で皇子であるチャグムは翻弄されながらも

各国の王達に、タルシュ帝国の事を唱えて回るという、壮大なスケールで物語は

進みます。

第二部、カンバル王国、第三部、新ヨゴ皇国と続きます。

上橋菜穂子さんの作品には外れがないので、どの本を手にとっても楽しめます。




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Posted by 皐月 at 14:30│Comments(0)上橋菜穂子
 
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